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さつまいもコラム
新米の季節になりました
市野 真理子(管理栄養士)
いよいよ新米が出回る季節となりました。今年は例年にも増して新米をいただくことを楽しみにしているのではないでしょうか。
お米は日本人の主食でもあり、乾物として保存ができる食材でもあります。食の欧米化といわれて小麦粉が主食となる食材を食べる機会が増え、お米を食べなくなり、結果的に食物繊維の摂取量が減少しています。もちろん玄米で食べると食物繊維がしっかり摂取できますが、美味しさという点から敬遠されがちですね。さつまいもは食物繊維が多く含まれていることはご存知の方も多いでしょう。
ほくほく!干しいもご飯
この季節、生のさつまいもを使用した「さつまいもご飯」はもちろんですが、干しいもを使用した「さつまいもご飯」もいかがでしょうか。
作り方は簡単。お米2合に刻んだ干しいも100gを入れて炊飯するだけ。お茶碗に盛り付け黒ごまをふりかけると、ほんのり優しい甘さを感じるさつまいもご飯となります。干しいもは保存がきく食材ですから、おやつに限らず楽しんでいただくことができます。
簡単!カルボナーラ風さつまいもリゾット
もう一品、焼き芋を使用した洋風メニューとして「カルボナーラ風さつまいもリゾット」はいかがでしょうか。カルボナーラというとパスタをイメージしますよね。今回はご飯と焼き芋を使用して簡単クッキング。焼き芋50gは皮をむき、一口大に切ります。耐熱容器にご飯100g、一口大に切った焼き芋、牛乳50cc、ピザ用チーズ20g、卵白1個を入れて、電子レンジ600Wで1分30秒加熱します。素早くかきまぜて、中央に卵黄をのせて、黒こしょうをふりかけて出来上がり。
一人分に含まれる食物繊維は、「干しいもご飯」は1.9g、「カルボナーラ風さつまいもリゾット」は3.3g摂取できます。おいしい新米と一緒にお楽しみください。
※食物繊維は日本食品成分表八訂 計算値